かい相手に期待しすぎると疲れる。
だから僕は期待するのをやめた。surfaceの純正充電器に。
代替が効かない充電器
私はプライベートでも仕事でもsurfaceのlaptopを使っている。大学生の時に初めてパソコンを買ってからずっとwindows派である。画面の視認性も、キーボードのタッチ感も、動作のサクサク感も私にとって申し分のないパソコンである。
ただ問題がひとつだけある。充電器だ。例えばTypeCのUSBを充電器として使えるパソコンであれば、私が今使っているOPPOのandroidの充電器で充電可能である。しかし、私が使っているsurfaceのlaptopは専用の充電器でなくては充電できない仕様となっている。また、surfaceの充電器を持っていても他の電子機器を充電することはできない。
期待が高いモノが壊れたときの失望
代替性がないことも失望ポイントなのだが、surfaceの純正充電器は他にもいくつか残念なところがある。
- まず、高い:正規品は15,000円くらいする
- 大きく、かつ重い:正規品は390gくらいする
- 構造的に定期的に壊れる:接続端子をPCから外すときに、接続部分に負荷がかかり壊れがち
だから私は中華製の非正規充電器を選んだ
はじめての海外出張の時である。落ち着きがなかった私はひとつ失敗を犯した。そう、surfaceの充電器を持っていくのを忘れたのである。旅程はトータルで7日。とても充電が持つわけがない。同行するメンバーは全てMacユーザー。街に着くなりmicrosoftのshopへ行き、泣く泣く正規品の充電器を買った。
ただ、その充電器も1年も持たずして端子とケーブルの接続部分がちぎれ、スクラップと化した。その時の私の気持ちを表したのが以下の図だ。
Amazonでsurface laptop充電器と検索すると、中華製の非正規充電器がわんさかと出てくる。価格は正規品の5分の1程度。もちろん不安もあった。ちゃんと機能するのか?パソコンへの悪影響はないのか?そもそもちゃんと届くのか。一抹の不安はあったが物は試しと非正規の中華製充電器を試してみることにした。
期待が少ない分ちゃんと動くと満足度が高い
買ってみての感想は、シンプルに全く問題ないである。
- 価格:正規品の5分の1程度(3,000円くらい)
-
重さ:正規品の2分の1程度(190g)
- 故障:1年くらい経つとやっぱり壊れる
正規品と比較して価格は5分の1。同じだけの料金を充電するために払うとしたら、正規品の場合は1年で15,000円費やすのに対して、中華製の充電器だと同額で5年間充電対応できることになる。
もちろん、中華製の充電器も構造上の弱点はあるため、どうしても1年程度で壊れてしまう。ただ、価格が価格のため強度に対しては最初から期待などしていない。だから、壊れようと何も感じないし、むしろ満足感が高い。相手に期待して裏切られたときに気持ちが落ち着くのは人に対してもモノに対しても一緒だ。であれば、最初から期待などしなければよい。