【旦那の家事手帳】100均の水切りネットを活用してエコでセクシーにキッチンシンクを掃除する夫
以前お皿洗いの手順についての記事を書いた。その時はお皿洗い完了をひとつの区切りとしてまとめたが、リアルの家事ではお皿洗いに続く工程がある。シンクの掃除である。
シンクの掃除と言えば、使い古したスポンジをシンク掃除用に使う方法や、サランラップやアルミホイルをたわし替わりに使い捨てで掃除する方法がある。ただ、後で触れるようにどうもクールな掃除方法ではない。ミレニアム世代の私としては、SDGsとかの流行に乗ってクールにエコにセクシーに掃除したいと思っている。そこで見つけたのが水切りネットを使ったキッチンシンクの掃除である。
家事の内容:
キッチンのシンクの掃除
キッチンのシンク掃除に必要なアイテム:
過去に試した方法①:使い古したスポンジを使う
キッチンシンクを始めた初期に行っていた方法が使い古したスポンジをキッチンシンク用として使う方法である。着古したTシャツを雑巾として使い倒すみたいなノリで始めた。スポンジとキッチン用洗剤を使って掃除することで確かにシンクはきれいになったのだが問題がいくつかあった。
ひとつ目の問題は、掃除用のスポンジの臭いである。シンクを掃除するのでもちろんスポンジは汚れる。それをシンクに放置するわけだから臭う。牛乳を拭いた雑巾を繰り返し使ってキッチンに放置しているようなものである。
二つ目の問題は、洗剤を使わないとシンクがきれいにならなかったのである。我が家で使っているスポンジの問題かもしれないが、洗剤を使わずに水洗いで済まそうとすると、油分の汚れなどは伸ばされて広がるだけで、シンクから取り除くことはできなかった。この問題を解決するにはキッチン洗剤を使うしかなく、個人的にはエコではなくクールではない掃除方法だと断じた。
過去に試した方法②:アルミホイルをたわし替わりに使う
次に試したのがアルミホイルをたわし替わりに使う方法である。使い古したスポンジを使う方法の課題は掃除用のスポンジを繰り返し使うことによる臭いと、汚れを水と掃除用具でこすり落とせないことだった。そこでアルミホイルをたわし替わりにして、使い捨てることで課題の解決を図った。
この方法では洗剤を使わずにアルミホイルでこすることで、ある程度の汚れを落とすことができ、かつ使いすてるために臭いも発生しないので、臭いを発生させないことと洗剤を使わない汚れ落としの二つの目標を達成することができた。ただ、別の課題がでてきた。
ひとつ目の課題は、アルミホイルを使い捨てることが、エコではなくクールではなくセクシーでもないということである。何か他の用途に使ったものを再利用する、またはアルミホイルでなければできないことであればよいのだが、この掃除方法は別にアルミホイルでなくてもよいことに対して、アルミホイルを使い捨てているわけであるから、クールでもセクシーでもない。
もう一つの課題は、アルミホイルでシンクをこすることでシンクを傷つける恐れがあることである。賃貸暮らしの我が家としては、不必要な傷を自宅設備につけたくない。敷金だってできる限り満額で回収したい。
おすすめの方法:ごみ受けの水切りネットで掃除する方法
試行錯誤のうえに確立したのが、ごみ受けの水切りネットで掃除をする方法である。やり方は簡単である。ごみ受けのネットを変えるときに、ネットでシンクをごしごしするだけである。シンク全体、ごみ受けのカバー、ごみ受け。もっと気になる人は蛇口周りなども水と水切りネットでこすることで、だいたいの汚れを落とすことができる。あまりにも汚れや水垢がひどい場合は重曹、クエン酸、ウタマロ石鹸などを散布してこすることで汚れを完璧に落とすことができる。掃除が終わったら、汚れを水で流し落としてごみ受けにセットする。
この方法には以下のメリットがある。シンクの掃除という根本の目的を、環境にもお財布にもエコに達成できるセクシーな掃除方法だと私は思っている。シンク掃除の方法が確立していないかたは是非一度やってみてほしい。
- 水きりネットが柔らかいのでシンクが傷つく恐れがないこと
- 水だけのこすり洗いで汚れが十分に落ちること
- ごみ受けに使うネットを掃除用具として活用して使い捨てられること
- シンク掃除のために、追加で日用品を買う必要がないこと
- 使い捨てなので臭いの心配がないこと
家事代行を頼むという選択肢もある
ふたりで手分けして家事をやっても、どうしても大変な時は絶対にある。もし近所に両親(義両親)が住んでいれば、彼ら/彼女らに頼むこともできるだろう。ただ、核家族化が進む現代においてかつてのような三世代家族での生き方は難しい。そういうときは、家事代行を頼むのもひとつの手段だ。サービスを利用しなくても、登録していつでも使えるようにしておくだけでも精神的な安心感を手に入れられる。