骨まがりの考え

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嫁にモテたい男のブログ

【旦那の家事手帳】毎日のご飯を作るのがめんどくさいのは決断する数が多いからだ

嫁にモテたい。どうすればよいか。

まずは日々のご飯づくりから始めよう。

毎日のご飯づくりだけはめんどくさいが避けられない

私は嫁と二人暮らししている。共働きだ。お互いに経済的に自立していたいし、FIREとか達成しない限り二人とも定年まで働くつもりである。パワーカップルとまではいかないけども、それなりに世帯収入のある家庭を築きたいと思っている。

バリキャリは夢を捨てよ:この世にパワーカップルなんて存在しない、マジで。 - トイアンナのぐだぐだ

共働きだと生じる問題がある。家事をどうするかだ。平日はお互いに朝早く、夜が遅い。できれば何もしたくない。掃除や洗濯は土日に後回しできる。ただ、食事だけは毎日取らないといけない。じゃあ、外食にすればよいだろうか?そんなことはできない。給与は上がらず、物価水準だけ上がっていくこの国でそんなことをやってしまったらエンゲル係数がとんでもないことになってしまう。自炊は避けては通れない。

ただ、毎日ご飯を作るのはかなりしんどい作業である。献立を考え、材料を調達し、ご飯を作り、後片付けをする。これを毎日しないといけない。仕事から帰ってきた後にやることを考えただけでも疲れてくる。ただ、なぜこんなにも毎日の食事を作ることはしんどいのだろうか?

毎日のご飯を作るのがめんどくさいのは決断する数が多いからだ

以前の記事でも触れたように、人は判断することで疲れを感じる生き物である。どの服を着るか。何時の電車に乗るか。どの人の席に前に立つか。自動車保険の更新はどうしようか。人は大なり小なり日々の生活の中でいろいろな決断をしている。決断を続けていると脳が披露し、徐々に決断の質が低下する。このことを「決断疲れ」というのだそうだ。

私たちは1日に “3万5,000回” も決断している。「決断疲れ」を防ぐにはどうすればいいのか? - STUDY HACKER|これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディア

ご飯を作るという行為は

  1. 献立を考え
  2. 材料を買い
  3. 料理を作り
  4. 片付ける

という工程からなっている。これを分類すると決断工程としての①と、実施工程の②③④に分けることができる*1。毎日ご飯を作るということは、決断とその実行を毎日繰り返し行うことである。

これは明らかに精神と体力をすり減らす行為である。だからこそ、共働きの夫婦の間でご飯づくりの分担や負担度合の違いが喧嘩の元になるのだ。誰だって仕事の後にご飯づくりなんてしたくない。

毎日献立を考え、料理するのは精神的体力を消耗する

めんどくさければ毎日ご飯を作ることをやめればよい

それに気が付かなかった私は新婚当初、嫁によるご飯作りをほぼほぼ任せきりであった。当然の結果として大喧嘩となった。そして仲直りをした。その時に生まれたのが次のサイクルである。

  • 土曜:一週間の献立を決める
  • 日曜:一緒に買い出しに行き、一週間分の食事を一緒に作る
  • 平日:作り置きを食べる(スープ等は簡単なので余裕がある方が作る)

それを図示したものが以下のイラストだ。毎日ご飯の献立を考えるプロセスと比べて、圧倒的に決断と実行の回数が少なくなっている。平日は作り置きの料理から、決められた料理を盛り付け、温めて食べるだけだから判断が入る余地がない。

もし作り置きを食べることに抵抗がある場合は、土日に献立を一週間分決め、材料を買いそろえておき、平日は決まられた献立通りに、手分けして作るという形にすればよいだろう。それだけでも、毎日何を食べるか考えるプロセスをなくすることができる。

こうすることで、平日帰宅後のタスクをなくす(あるいは最小限にする)ことができ、金曜日までガス欠することなく生活することができるようになり、結果として夫婦間の喧嘩もなくなった。

週一作り置きパターン

土曜に献立を一週間分考えて、日曜に全部作り切れば平日の負荷をゼロにできる

献立だけ決めるパターン

作り置きが嫌な場合は、献立を考えるを一度にやればいい

おわりに

ここまで述べてきたように、毎日献立を考え、ご飯を作るということは、肉体的にも精神的にも負担の多い行為である。もし相手が働いているならばなおさらである。

もし家事に参加していない男性がいるならば、できることは2つである。ひとつは自分自身もご飯づくりに積極的に参加して、お互いの負担を分散させること。あるいは、圧倒的な稼ぎでもってATMとしての機能を高め、相手が日々のご飯づくりに負担に悩まないように金で解決を図ることである。

私は前者のアプローチをとることにした。嫁にモテたいと思ってこの記事を読んだ人がもしいるならば、私と同じ方法で、日々のご飯づくりから始めるべきだろう。この記事で読んだことを奥さんに提案してみたら、あなたを見る目が変わるかもしれない。

読書

我が家で参考にしているレシピ本。はじめのうちはレシピのストックがないので、一週間の献立を考えるのは結構大変だった。だからこういったレシピ本を結構参考にした。上田さんのレシピ本はTSUTAYA書店でよく平積みされているだけあって、めっちゃ使い勝手がよい。調理工程も簡単だし、使っている食材も近所のスーパーで手に入るものばかり。日々のレシピに迷っている人は手に取ってみると良い。

家事に疲れたら家事代行に頼るのも一つの手

*1:実行工程でも、その行為を実行するという判断が伴う。「皿洗い面倒だけど、やるかあああ」というあの感情である。