骨まがりの考え

骨まがりの考え

嫁にモテたい男のブログ

通勤時間を使って瞑想を始めてみた。結果、脳の疲れがリフレッシュされて生産性が上がった気がしている。

Amazonが23年5月から週3回の出社を義務化するようだ。

全く関係ないけども、私も週3回の出社が仕事上ほぼ義務化されてしまった。

妻の妊娠~出産までの間はちょうどよくテレワーク化できていたが、なかなか調整しきるのは難しい。

私は関東のベッドタウンに住む都心のオフィスワーカーなので通勤時間がそれなりに長い。

いかに通勤時間を有意義にできるか。それが問題だ。

これまでの人生、電車の時間と言えば読書や課題などの作業時間だった

過去の人生を振り返ると自分は電車のなかでやたら作業ばかりしていた。

高校生になり通学で電車を使うようになると、英単語の暗記やら小テストの準備やら常に何かしらの課題をしていた。もちろん部活の帰りなど友人と一緒の時はたわいのない話をしていたが、一人で電車に乗っているときはもっぱらインプットに励んでいた。

大学に行っても状況は同じである。第二外国語の予習、論文の準備のための読書、趣味のための読書。何かしらインプットをしていた。

そのためか、私にとって電車の時間=読書をはじめとするインプットをする時間」という凝り固まった考えができてしまった。そのため社会人になってから図書館で借りた本などを中心に何かしら読書をしたり、Amazon Primeで映画やドラマをみたりと常に頭と目を酷使する時間として通勤時間を使っていた。

honemagari.hatenablog.com

父親になってからの変化

しかし、子供ができてから状況が大きく変わった。

そもそも通勤は疲れる行為である。またその中で読書をしたり動画を見たりするのも体力を必要とする行為である。かりに座席を確保できればいいが、満員電車でもまれながら本や動画に集中するのは難しい。

加えて、子育ては体力勝負である。幸い、私の場合は深夜の授乳を嫁が一手に引き受けてくれていため*1睡眠不足はないが、家事やらなんやらを土日平日関係なくこなしていく必要がある。

また、子供ができるまでは平日にたまった疲れも土日にだらだらすることでリセットすることができたが、子供との生活は土日平日全く関係ない。土日に回復できなかった疲れを次の平日に持ち越さねばならない。

そんな心身ともに疲労している状態で読書や動画鑑賞に励んでも有意義ではない。というか楽しくない。であれば、通勤時間を有意義にする何かが必要だ。

だから私は電車の中で瞑想することを始めた

そこで私が始めたのが、瞑想である。

瞑想と聞くとラクダのポーズとかキャットポーズとか何かしらポージングをするヨガを思い浮かべる人が多いかもしれないが、私が実践しているのは「今、ここ」、自分の呼吸に集中するだけの瞑想である。

瞑想の効果

瞑想することに何が意味があるのか?

正直、科学的なことは何も言えないが経験的に次のことが言える。

  • 出社時に電車で瞑想した場合
    • 午前中の仕事がめちゃめちゃはかどる
  • 退社時に電車で瞑想した場合
    • 寝つきがめちゃめちゃよくなる

これだけでも、クオリティ・オブ・ライフ爆上がりなことがわかるだろう。

むりに情報をインプットするよりも、逆に情報を遮断することで必要な情報にうまく脳のメモリをあてがえている間隔である。

電車の中での瞑想のやり方・方法

では、実際にどうやるのか。

座れる場合
  1. 背中、首を長くして座る
  2. 両目をゆっくりと閉じる
  3. ゆっくりした呼吸を繰りかえす(10秒に一回の呼吸が目安)
  4. 呼吸の動きに意識を向ける
立ってやる場合
  1. 肩幅に足を動かし、楽な姿勢をとる(満員電車の場合は、無理に人の波に逆らわないのがおすすめ)
  2. 両目をゆっくりと閉じる
  3. ゆっくりした呼吸を繰りかえす(10秒に一回の呼吸が目安)
  4. 呼吸の動きに意識を向ける

意外とやってみると、一分間何も考えずに呼吸に意識を向けるのは難しいです。

慣れてきたら1駅間隔、2駅間隔と瞑想の時間を増やしていくといいです*2

補助具も使いようによっては便利

電車は多くの他人がひしめき、音、匂い、いろいろなノイズがあります。そのため呼吸に意識を向けるのが少し難しい環境ではあります。そういう場合は、ノイズキャンセル機能のあるイヤホンやヘッドホンで落ち着ける音楽を聴きながらやってみるのもおすすめです。

以上、あくまでの個人的な感想なので効果などを保障できるものではないですが、興味のある方はぜひ。

*1:直接は言えないけども本当にありがとう。感謝してもしきれないです。

*2:私はまだ一駅が限度